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美味しいお店 旅のはなし

同じ名前にひかれて、秋田・山王「海味」さんでの一期一会 馬刺しと日本酒と楽しいおしゃべり

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先月はお盆の少し前に、秋田に帰省してきました。

最近は、ただ実家に行って戻る、では、もったいないなぁと、プラス一泊は実家以外に宿泊して「何か美味しいものを食べる」「温泉に入る」など旅としても楽しんでいます。

今回も、前回の年越し帰省に続き、秋田市の『酒盃』へ行きたかったのですが、「予約は19:30まで到着できる場合のみ」という条件に、確保できたフライトが間に合わず。

秋田市の有名居酒屋「酒盃」 酒飲みの心をつかむ肴と器で静かに呑める名店です

まぁ、電話してみて、ご縁があれば空席があるかも・・・と、それよりも台風5号で飛べないのでは?という時期でしたが、お天気には恵まれることが多く、無事に発着できました。

とはいえ、台風の影響で到着はさらに遅くなり、ホテル着後、酒盃に電話したところ、案の定の満席。他に候補にあげたお店も満席。

う~ん、さすがに21時近くに行く店の当てもなしでは、今回の行き当たりばったりは、ちょっと失敗だったかなぁと、ややヘコむ。

気を取り直して、ホテルのロビーで聞いてみると、近くに山王の飲食店街があるとのこと。

秋田の飲食店街と言えば「川反通り」が有名ですが、山王に県庁や市役所、文化会館やスポーツ施設を集めた時期には、盛り上がりを見せた飲食店街なのだそうです。

というわけで、小雨がパラつく中、トボトボと行ってみましたが・・・飲食店街と呼ぶには、それほど明かりも人通りも多くなく、スナックやパブのようなお店もあって、気持ちよくなったオジ様達がタクシーに乗る順番で楽しそうにモメていたりして。

女ひとりでウロウロしてるの私だけ?!思えば、東京なんかじゃ女性1人でふらっとお店に入るなんて普通だけど、ローカルじゃあ珍しいヒトなのでは?

地元の人で盛り上がっているところに、ポッツーンと寂しくなったらどうしよう・・・と、だんだん心細くなり、コンビニで何か買ってホテルで食べちゃおうかなぁ、と思った矢先、

ふと、看板に目が留まり。

うみ?
うーん(笑) これは気になる。

1度は通り過ぎたものの、えーいと直感だけで入ってみました。

落ち着いた庶民的な居酒屋、という風で、平日の遅い時間だったせいか、お客はおらず、カウンターの私ひとりで貸し切り状態に。

カウンターの中にマスターと、女性が1人。フロアには若い女性が1人。

落ち着く雰囲気にホッとする。よし、ここで軽くお腹に入れて行こう♪ と、まずはラガービール。メニューを見ると、美味しい物を出しますよ、というこだわりが伝わってきたので、期待して枝豆をオーダー。

秋田の枝豆は美味しいのです。というか、田舎って「美味しい」の基準が高い気がします。口コミ文化だからなのでしょうか、チェーン店や激安店はわかりませんが、都内よりも「まずいものが許されない」空気を感じます。

うん、期待通り、美味しい。

そして、これがあると、つい頼んでしまいます。

馬刺しは秋田の名産でもあるのですが、今回は青森のものをいただきました。

カウンターの中の女性が「秋田の人ですか?」と話しかけてくれて、そうなんです~とおしゃべりがスタート。

なんと、マスターが同じ市の出身で、ここから非常に盛り上がる。あの通りの、裏道にある〇〇小路って知ってます? 知ってる! 幼稚園も近くにあったな~、懐かしいなぁとか、もうローカル過ぎ(笑)

お2人はご夫婦で、フロアの女性は娘さんとのこと。人の家に遊びに来たかのように会話が盛り上がり、日本酒と馬刺しをいただきつつ、とても楽しい時間を過ごしました。

日本酒の品揃えに、こだわりあり。有名かどうかではなく、自分達が飲んでみて、美味しいと思ったものしか置いていないそうです。人気のお酒でも「最近、味が落ちた」と思えば取り扱いをやめるという徹底ぶりです。

  

マスターは大の釣り好きで、ご自身で釣り上げた大きなクエの魚拓が飾られています。

漁業権持ってるんですか~、いいなぁ~!と、魚の話でも盛り上がります。そうか、だからお店の名前が『海味』なんですね。

笑顔でお見送りいただき、また行きたいなぁと幸せな気持ちで眠りにつきました。

 


 

しかし、翌朝ふと気づく。

『海味』という名前に惹かれて入ったのに、海のもの頼んでないし・・・(汗)

まぁ、またの機会には、海の幸をいただきたいと思います。

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