鶏肉は、もも肉や胸肉より、砂肝やレバーの方がときめく。
牛はステーキでいただくのが魅力的なので、ちょっと別格だけど、やっぱり牛すじや、シマチョウも好き。
豚も、先日のトンソクなど大好きなわけですが、
今日は「ガツ」を買ってきました。
娘 「ガツってなに?」
私 「えーと・・・なんだっけ?(笑)」
早速調べると、ガツって胃袋でしたね。英語の「gut=内臓」からきているそうです。
ちなみに、ガツって「ミノ」と一緒なんですねー。
ただ、お店では牛の胃を「ミノ」、豚の胃を「ガツ」と使い分けていることが多いそうです。
ところで、よく「ガツ刺し」といいますが、生ではありません。生で食べたら危ないワ(汗)
ボイルしたものをカットして冷製で出すものを「刺身」と呼ぶ、というわけです。
そんなわけで、我が家も「ガツ刺し」で一杯♪
● ガツ刺し
1.沸騰したお湯で2-3分ゆでる。
2.取り出して水洗いする。
3.食べよい大きさにカットして、ネギやごま油、ショウガやにんにくなどをあしらって、お醤油やポン酢でいただく。
うーん、このコリコリ感がいいのです。ガツは、脂肪分が少ないヘルシーなタンパク質です。おまけに、臭みも少ないので、ホルモンが苦手な人にもオススメです。
さて、「ホルモン」の語源にも、諸説あるようです。
よく聞くのが、大阪弁の「捨てるもの、放るもん」からきているという話。
これ以外では、以下の2つが由来という説があります。
1.ドイツの Hormon (医学用語のホルモン)
2.英語の hormone
(動物体内の組織や器官の活動を調節する生理的物質)
↑これが有力説らしい。
さらに、これらの語源が、ギリシャ語の「ホルマオ」で、「刺激する」「呼び覚ます」という意味だったと言われており。
イメージが悪い臓物料理に「活力を与える」という良いイメージを与えようとしたネーミングだったのではないか?というのが、有力説のようです。
確かに、ガツは疲労を回復するビタミンB1や、細胞の新陳代謝を促進するビタミンB2、脳神経を正常に働かせるナイアシンやビタミンB6などなど、栄養バランスの良さも魅力です。
池上彰センセイによると、この夏は「スーパー猛暑」が来るとのこと。37度を超える、という暑さになるようですね。
ホルモンで元気をつけて、なんとか乗り切りたいものです。
(いや、単にホルモンで呑みたいだけでしょ! ハイ、その通りで。笑)