稀にある思い入れあるスポーツ観戦以外で、テレビを観て思わず興奮するなんて、「沸騰ワード10」のタサン志摩さんが登場するコーナーぐらいだ。
「伝説の」なんていうワードを聞くと、また大げさに言ってるんでしょ~なんて思うことが多いけど、志摩さんは、まさにレジェンド。フレンチの知識と技術に裏打ちされた料理の手際の良さと、その枠におさまらない大胆さと独創性に目を奪われてしまいます。
と、料理はアグレッシブなのに、彼女のキャラクターはとても穏やかで、シャイな感じ。それがまた良いの。料理にも、あらわれている。人としても信頼できる。そもそも、私は低音ボイスの女性に弱い(笑)
「女性」や「母」であることを売らないのも良い。なのに「フレンチの料理人」アピールではなく、あえて「家政婦」としてキッチンに立っているのが、とても素敵に見えます。
まぁ、なんのかんので、結局は「料理が美味しそう!」に尽きるのですが(笑)
なおかつ、簡単に作れるってところが、またスゴい。中でも簡単で、気に入ってリピートしているレシピが「ミラノ風カツレツ」です。
1.鶏むね肉を綿棒で叩いて薄くし、塩コショウをして、粉チーズをまぶす。
2.衣をつけて、揚げ焼きする。以上。
超~簡単すぎ♪ しかも、これまた美味しいんですよー。さらに安くてヘルシーって、もう言うこと無しです。
「大根バターめんたい」は、さらに簡単です。
1.大根の皮をむき、薄く輪切りスライスする。
2.その上に、バターと明太子を乗せる。以上。
私は、これをアレンジしています。こんなかんじ。
万年ダイエッターなので、バターの代わりに、腸活に良さげなチーズにしています。
また、ちょっとずつ色々なものをつまんで飲みたいタイプなので、お通しサイズに縮小化しております。
テレビのように、志摩さんをお家に呼んで、ライブで料理してもらいながら、ワイン飲みつつ、レシピを教えてもらいつつ、料理を堪能できたら、最高だな~! 「もし、願いが3つだけ叶うとしたら」、ぜひお願いしたい案件です。
美味しい料理がつくれるって、最強の武器だ。映画も、音楽も、お笑いも素晴らしいけど、「動物として生存するための必須の行為」を幸せにできちゃう、という視点で考えると、ちょっと土俵が違う感じがする。
料理人は、魔法使いに近いと思う。見習いレベルでも、自分や誰かを幸せにできる魔法が使えるって、とってもハッピー!