最近、台湾に2度行ってみて、改めて思ったのですが、
なんだかんだ言っても、「日本が一番美味しい」。
タイ料理も好きだし、北京では何を食べても口に合った。アメリカだって、ステーキだけは絶品だったし、グァムのビーチBBQも楽しかった。
でも、ずっと暮らすなら、やっぱり日本が良い。どこの国の料理も揃っていて、どれも美味しい。「見た目も楽しみつつ、少しずつ色々なものをいただく」という和食文化も、好き。
それに、なんと言っても、魚介を生で食べることについては世界一なんじゃないだろうか。日本酒好きとしては、これが最大の魅力です。
そんなことを考えていたら、昨年末、無性~に築地に行きたくなりまして、
「よし。朝ごはんを食べに行こう!」と、早朝に湘南を出発!!
土曜日の朝9時過ぎ、人気の食堂は、すでに行列です。
しかし、今日は素通り。今日は、「食べ歩き」がテーマです。ざっくり美味しそうなお店は調べてきました。
狭い路地は、すでに込み合い始めています。
さて、早速、朝ごはんをいただきましょう!
リュックに、日本酒の入った水筒もスタンバイしております(笑)
まずは、最初に目についた、こちらから。
「菅商店」のシューマイです。何もつけなくても美味しい! 温かく優しい味に、空腹の胃袋が喜びます♪ お店の方々も優しい雰囲気でした。
すぐ近くに、築地食べ歩きの名物を発見。
「味の浜藤」もろこし揚げ(320円)です。コーンがびっしり!
練り物の塩味と、コーンの甘さが良いバランスです。
やがて「築地うなぎ食堂」へ到着。
うなぎを、200円で気軽につまめるのって嬉しいです。日本酒持ってきて、大正解(笑)
ハイ、ここは外せません!!
「斎藤水産」の魚介の誘惑。せっかく遠出してきたので、一番食べたいものを食べましょう。
これは、日本酒なしなんて、あり得ないでしょ~!
次は、今日のメインディッシュ、というところでしょうか。
「吉澤商店」の、松坂牛メンチカツ(350円)です。肉汁たっぷり! 松坂牛を、こんな風にカジュアルにいただけるお得感が嬉しい。美味しくないワケがない。
次は、テリー伊藤さんがお気に入りのお店で有名なようです。
「幸軒」のしゅうまいは、なかなかビッグで1個150円です。こちらも接客が温かくて、好感がもてました。
築地で玉子焼きと言えば、「丸武」も有名ですが、今回は、歩いて目についた「山長」です。
名店の味が100円でいただけるって、食べ歩きならではですね。締めに丁度良い一品です。
まだまだ食べたいところですが、すでに満腹に(涙)
お土産を物色して、ちょっと休憩です。
この建物の前に、ベンチのように座れるところがあるので、そこで家から持参した冷え冷えのビールをプシュっとして、一休みです。
ほわ~んと、築地の賑わいを眺めていると、日本ではない、どこか違うアジアの国にいるような・・・もしくは、自分が外国人で、日本というアジアの異国を旅しているような、不思議な感覚に陥りました。
帰りに、築地本願寺に寄ってみました。
思えば、入るのは初めてかも。
建物を眺めていると、私の持つ「和」のイメージと違う印象があります。
それもそのはず、インドの古代仏教建築を模した外観が特徴なのだそうですね。
日本にいながら、日本のことを良く知らないよなぁと、改めて考える1日でもありました。
春に予定しているベトナム旅では、日本語を勉強しているハノイの大学生が、フリーで市内をガイドしてくれるサービスを予約しようと思っています。
その時に、日本について質問されて答えられない・・・では恥ずかしいので、少しお勉強して行かなければ(汗)
それにしても、思い付きの「突撃!築地の朝ごはん」、2000円ちょっとで、これだけ堪能できるなんて、移転前に、また行かなくちゃ♪です。