テレビはだいぶ観なくなりましたが、面白そうなものがあれば、ピックアップして録画を観ています。
現在の私ランキングTOP3が、以下です。
1.大河ドラマ『女城主 直虎』
2.池上彰さんの番組
3.『水曜どうでしょう』の再放送
これ以外で、最近の大ヒットは『カルテット』でした。いや~、あれは、もう面白すぎて、比較できるものが無いぐらいダントツ、別格でした。
「〇〇ロス」という安易な言葉はキライですが、思わず使っちゃいそうなぐらい、終わってショボーンとなるぐらいのロスっぷりでした。
引き続き、大好きな『進撃の巨人』も終わってしまい、最後の頼みのドラマは『女城主 直虎』のみ、だったわけですが・・・
ここに来て、期待していなかった『黒皮の手帳』が、私ランキング急上昇中です!
前回、米倉涼子さん版がとても良かったので、さすがに武井咲ちゃんでは、どうあがいても太刀打ちできないでしょう、と諦めモードだったのですが、
まぁ初回、確認はしてみようと録画を観たわけです。
「あれ? なかなか面白い(笑)」
雰囲気も、キャスティングも、「ちょっと軽いかなぁ」感は否めないのですが、
全く期待していなかった主演が、案外ハマっています。
もともと、演技はさておき、武井咲さんの、かわいらしい美しさには感服しておりました。
その美しさに、米倉涼子とは違う、若く美しく、冷めた野心家「元子」像が掛け合わさって、妙にリアルな存在感を放っています。
期待に反して面白かったので、思わず2回も観てしまいました。
一介のハケン女性が、横柄な銀行の管理職や、脱税に精を出す金持ち達を、度胸タップリでグイグイ追い詰めていく痛快さがたまりません。松本清張の見事な原作と、元子という魅力的な悪女キャラの成せる技ですね。
そして「ここぞ!」というシーンで流れる音楽があるのですが(アレに似てます、『仁義なき戦い』のテーマ曲!)、私のツボ過ぎて、ゾクゾクとたまりません(笑)
欲を言えば、ちょっとキレイすぎるかなぁ、という感じは残ります。もっと生身のオンナの、目を背けたくなるようなリアリティまで表現できるのか? それとも美と若さで逃げ切るのか? あたりが、個人的な注目ポイントです。
銀座「カルネ」の新米ママ、元子が3ヶ月、私を惹きつけてくれるかどうか、楽しみです。