テレビドラマは、面白そうなものを選んで観るタイプなのですが、今クールは心惹かれるものがなく。
なんと、アニメを2本観ています。これが、ドラマどころじゃなぐらい面白くてハマっています。
1本目が、こちら。
●ピアノの森
確か昔、沖縄の西表島に行った時、港近くの食堂にマンガ本が置いてあって出会ったと記憶しています。お昼に沖縄そばを食べた後、『ピアノの森』をむさぼるように読み。
貧しい母子家庭の一ノ瀬海は、森に捨てられていたピアノをおもちゃ代わりに弾きながら、のびのびと育った小学生です。
そこに、世界的なピアニストの父を持つ、雨宮修平が転校してきます。正反対の2人が出会うことでストーリーが展開します。
この構図、かの有名な『ガラスの仮面』に似ています。「貧しい天才少女」VS「それに劣等感を感じ努力するお嬢様」。
『ガラスの仮面』は、マンガではベスト1ぐらい好きなので、どうやら私、この手のドラマに弱いようです(笑)
原作であるマンガ本の方が面白いですが、アニメは実際のピアノ演奏が聴けるので心ときめきます。
今夜は第12話。大学生になった海が、ついにショパン・コンクールの舞台に立ちます。
●メジャーセカンド
正直、スポーツにはコンプレックスがあるため、野球にも関心が薄いのですが、
なぜか「スポ根マンガ」は、好き(謎)
かつて、『ドカベン』を夢中になって読みました。先日、最終回を迎えたことがニュースになっていましたね。
▼チャンピオン 31号で「ドカベン」最終回 28日発売
(毎日新聞2018年6月28日)
『メジャー セカンド』を見るにいたった経緯は、たまたま、セカンドシーズンの宣伝で、初代『メジャー』の劇場版をテレビでやっていて、これが面白かったことがきっかけでした。
『メジャー』は、プロ野球選手の父と2人暮らしの本田吾郎(5歳)が、やがてプロ野球選手をこころざし、ピッチャーとして、やがてメジャー・リーグへと羽ばたいていくストーリーです。
そして、『メジャー セカンド』は、吾郎の息子である茂野大吾が主役なのですが、父に似ず肩が弱く、二世のプレッシャーに押しつぶされ少年野球をやめる、というところからスタートします。
こちらのストーリーも『ピアノの森』同様、転校生との出会いが鍵になっていて、超天然ポジティブ・キャラの帰国子女・佐藤寿也の登場で、ストーリーが急転していきます。自分の人生を振り返っても、出会いの力って、改めてすごいなぁと感じます。
登場人物たちが、プレッシャーやコンプレックスなど、様々なハードルを克服していく姿に、心を打たれまくっています。
エンディングテーマは、同じ秋田出身の高橋優さんの『プライド』で、この曲が、ストーリーにぴったりで、泣けるのです。
総じて、「スポ根アニメ」が好きで、他にも娘の影響で、『黒子のバスケ』『ハイキュー!!』など、どハマりで見ていました。
スポーツが好き、というよりは、「そんなこと実現不可能だろう」という状況でも、熱意と努力でチャレンジして超えていくストーリーにワクワクするんだと思います。
今年度は、娘が受験生で、まさしく第一志望が「あなたには難関だから難しいのでは・・・」という状況です。
私など、塾代を出す以外は、ゴハンを作るぐらいしからできることがありませんが、
人にガンバレーと言ってるだけじゃなくて、私も日々、チャレンジしていきたいなと思っています。
さて、2018年も後半戦ですね。どんな出会いがあって、どんな経験ができるのか、楽しみです。
「小さなことを重ねることが、とんでもないところに行く唯一つの道。」
(by イチロー)