ベーコーンを作り、ハムを作った流れで、
「そうだ、チャーシュー作ろう。」と思い立つ。
が、ベーコンやハム以上に、チャーシューという食べ物に思い入れが無い。
私の母は、脂っこいものが嫌いだったので、「チャーシューをお店で買ってくる」ことが無かったし、実家の食卓に、おかずとしてチャーシューが並ぶこともなかった。そのせいか私も、チャーシューにはさほど興味がなく、「ラーメンに入っているやつ」という認識。
一方、夫は時々、自らスーパーでチャーシューを買ってくる。完全に、酒のつまみ目的でテイクアウトする。食卓に並ぶと、私もつまんでみるけど、まぁこんな感じだよね、とやっぱり温度は上がらない。
ちょっとこだわったラーメン屋のチャーシューで、たまに「おぉ」と思わず唸るぐらい美味しいのもあるけど、その辺で出会うチャーシューには特に感動はなく、なんならパサパサしていて食べにくいわ・・・なんてイメージがある。
「食べる」という視点では、それぐらい興味が無い。でも、「作る」アイテムとしては興味がある。
ネットでレシピを探すと、チャーシューの作り方も様々ある。私の選んだのが、こちら。
■簡単チャーシューの作り方(note/樋口直哉さん)
樋口さんは、作家で料理家さんなんですが、私にとっては先にレシピから知ってしまったので、「チャーシューと、キャロットラペの人」になってしまっています。
はじめに、豚肉、生姜、ネギを水から煮るのですが、我が家では電気圧力鍋を使っています。(300gのお肉を、可変圧力というモードで35分)
ほったらかしで、あとはフライパンで焼きつけるのみ、となります♪
タレは、前回残ったものに、新しく作ったものを合わせて使います。よって「我が家のタレ」が冷蔵庫に常備されます。これタレで炒め物やジャージャー麺を作るなど、料理に美味しく使えて重宝しています。
焼きが終わったら、タレごと保存袋に入れて、一晩置きます。
あとは切るだけです。簡単すぎる~!
ラーメンに入れたら「名店?!」というぐらい、抜群に美味しい。もう、その辺で買ってきたチャーシューなんて食べられません。
チャーハンに入れるもよし、料理の具として使うも良しですが、気に入っているのが、サンドイッチにはさむ食べ方です。
ピタパンにはさんでいます。ちょっとタレをかけるのがコツです。
あんなに興味が無かったチャーシューですが、今や我が家のレギュラー惣菜となりました。ハムとチャーシューを、隔週で常備しています。
料理って、その材料調達や工程を通して、食べ物を見直す行為でもあるんだなぁと思いました。お店で買ってきたり、人に作ってもらったりして口に入れるものとは全然違う。
食べることが大好きだけど、作ることは、それ以上に刺激的だ。
作って食べて美味しくて、それを誰かと共有することが、私にとって最高の幸せなのかもしれない。