この夏、夫がベランダで何やら干していたのが、こちら。
ほやです。殻付きを買ってきて、カットしたものを干物ネットで干しただけ、というシロモノです。さて、お味は?
・・・もう少し、塩気があってもいいなぁ、というかんじはありますが、でも磯くささが無く、かつ味は凝縮されていて、なかなかオツな逸品でした。
しかし、ほやの旬といえば、およそ8月まで。今さらなネタじゃない?という突っ込みが聞こえてきそうですが、
実は、ほやを干物にしてみよう、と発想した大元が、こちら。
「ほや酔明」です。キャラメルの箱ぐらいの大きさで、1つ350円です。
知る人ぞ知る「ほや酔明」、実はコレ、東北新幹線の車内販売のレギュラー品なのです。取り扱っているのは、仙台・石巻の会社です。
お土産としてふるまった時、ほやが嫌いな方から、「これならいける」という感想をいただきました。独特の磯くささがなく、苦みやえぐみも生よりは軽減され、食べやすいです。
私は生も大好きですが、そんな人でも凝縮された旨みを楽しめます。
東北新幹線に乗ったときしか買えません。あとは、水月堂さんのホームページで購入できるようです。
また、仙台駅の駅ビルの地下に直営店があるとのこと。他にも美味しそうなおつまみがたくさんあるようなので、機会があったら寄ってみたいです。
●「仙台駅ビル地下にホヤ専門店」(2015年09月15日 仙台経済新聞)
(水月堂さんのホームページによると、仙台三越の地下の直営店や、仙台の県産品ショップに出している商品もあるそうです。池袋の「宮城ふるさとプラザ コ・コ・みやぎ」にも商品があるようですが、「ほや酔明」があるかどうかは未確認です。)
年末年始の秋田帰省は新幹線を使うため、ほぼ100%、これを購入します。
そして、こうなる。
窓の外の雪景色を見ながら、お弁当や、ほやをつまんで呑み、満腹と満足感で爆睡・・・というのがお決まりのパターンです。
ちなみに、東北新幹線内では、この小箱を4個入りパックにしての販売もしています。気軽に手渡しできるお土産として便利です。(でも1個は自分用。笑)
3.11 の震災で工場が被災し、一時は製造を中止していたところから復活されて頑張っていらっしゃいます。
東北つながりと、好きな商品を作っている会社ということで、陰ながら、勝手に応援しております。
ほやの塩辛、ばくらいも美味&大好物ですが、こんな一品もあるよ、というご紹介でした。
機会があったら、ぜひお試しを!