うみおとや

家呑み おつまみラボ。「お疲れ様」の1杯と、美味しいおつまみの至福を、ゆるゆる探求中。

旅のはなし

2016年秋 台湾・高雄 初の女ひとり海外旅行6 突然の女子会は小籠包で 瑞豊夜市と六合夜市をまわる

投稿日:2017年6月18日 更新日:

高雄2日目。
見知らぬ現地女性のスクーターで観光地まで送ってもらう、という珍事の後、宿に帰ってくると、すぐに次の出会いが待っていた。

同室に到着された、あひる家の常連「C子さん」(またもや関西人)のお誘いで、高雄に語学留学している友人女性とのディナーに、私もご一緒することになった。

ジェットコースターのような展開。しかし、こちらは海外旅に慣れない身、C子さんの百戦錬磨オーラは、非常に心強い。

「そうそう、高雄はそういう話が多いのよ。」
待ち合わせの場所に移動しながら、私が、その日あったスクーター事件の話をすると、そうおっしゃった。

台北に比べると、のんびりした田舎っぽさがあって、人が温かいのだそう。確かに、日本でもそうだ。

C子さんも、道端で会うオジさんに、毎朝あいさつしていたら、3日目には「ゴハン食べていけ」と言われ、気づいたら見知らぬ人の家でゴハンを食べていたらしい(笑)


 

MRTで瑞豐夜市の近くまで移動したから、たしか赤線の「巨蛋」駅で待ち合わせだったかと思う。地上に出ると、Oさん登場、はじめましてとご挨拶をする。

お2人をざっくり紹介すると、

Oさんは、今回、私が止まっている宿の(前身の頃の)スタッフさんだったらしい。C子さんは常連さんで、お友達になったそう。

現在は、Oさんは語学留学中の学生として高雄の住人に。大阪在住のC子さんは、NGO活動でネパールやフィリピンなど各国を飛び回りつつ、移住先の候補である高雄にちょくちょく遊びに来ているのだそう。

はぁ~・・・なんだかグローバルなお2人で、すごいなぁと感心するばかり。

しかし、そう考えると、今回選んだ「あひる家」さんが、この夜をセッティングしてくれたと言える。宿を優先して、行先を高雄にしたのは、正解だったかも。

さて。今夜のディナーは、C子さんのオススメで、高雄に長く在住されていたご夫婦に、よく連れて行ってもらった「高雄で一番美味しい小籠包が食べられるお店」とのこと。

ところが、連れられて行っていたので、自力でお店に行ったことがなく、店の名前を憶えていないんだそう。情報は「スマホの撮影地情報」のみ。Oさんの依頼で、C子さんが調査し、向かっている。

何度か迷いつつ、お2人は台湾語を駆使しつつ(私は、ただついていくだけ。笑)、見事、到着!

店名は「巧手小籠湯包」。うーん、観光客が来なそうな、地元の方の御用達って雰囲気が、いいかんじ。

ビールで乾杯して、早速いただきます。

美味しい~。
見知らぬ面々と異国の地で、めっちゃローカルなお店で台湾料理・・・このシチュエーションだけで、ビールが尋常じゃなく旨い。

2人の出会った話や、あひる家さんでのエピソード、近況シェア、なぜ私が高雄に来たのか? など、女性が3人集まれば、話のネタに尽きることはなく(笑)

  

面白かったのが、Oさんの「台湾の夫婦喧嘩は激しい」という話。台湾の人たちは喜怒哀楽がはっきりしているとのこと。楽しい時も、怒った時も、非常に感情表現が豊かで、夫婦喧嘩もしょっちゅう見かけると言う。

なんと、借りている部屋の大家さんと、Oさんの関係があやしいと、大家さんの奥様がお怒りになっての珍騒動の話は、申し訳ないけど一番面白かった(笑)

C子さんは海外での飲酒は、そこそこに抑えているそうだけど、Oさんはお酒が大好きとのこと。日ごろはあまり飲み相手がいなく淋しいというので、喜んでお付き合いする私♪

なんと、今度はC子さんにご馳走になってしまったではないか! 恐縮の、大感謝です。多謝!!


 

夜市を観て帰るという私に、2人が瑞豐夜市を案内してくれた。ほろ酔い気分で、目をパチクリしてキョロキョロする私。

  

迷路みたいにごちゃごちゃとお店が密集しいて、バラエティーに富んでいて、地元感があって、面白かった。

 

こんな祭が週に4日も、場所によっては毎日開催しているなんて・・・台湾って、なんてところなの(笑)

  

美麗島に戻って、六合夜市も1まわり。有名なのはこっちだけど、C子さんが言うとおり、六号の方が観光客向けである。道路が広くて見やすいから、品の良いご年配のツアー客なんかは、こっちの方が落ちついてまわれるでしょ、と。確かに。

こうして、台湾2日目が終了。充実しすぎ、満足しきり。心地よい疲労感と、最高に幸せな気持ちで眠りについたのでした。

 

つづきは、こちらです↓

-旅のはなし

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


関連記事

思い出のタイ料理は大磯のマッサマンで / 家でリピートするはヤムウンセン

話は18年ほど昔に遡る。 キリギリスでビンボーな、ミュージシャンもどき時代にピリオドを打ち、入籍 → 結婚式 とコマを進め、次は新婚旅行となった。 さて。どこに行く? せっかくだから、海外旅行に行きた …

2021冬 初の名古屋 女ひとり旅2 ~ 小倉トーストでモーニングの後、名古屋城で清正発見!

名古屋2日目。 初のカプセルホテルの寝心地は悪くなく、すっきり目覚めました。 まずは、屋上ラウンジへ行ってみます。 貸し切りで朝焼けを堪能できました。ラッキー! いい旅になりそうな予感。 共用の洗面も …

もうすぐ沖縄ひとり旅。2度目の慶良間は、お初の渡嘉敷島。那覇「さかえ」で山羊にトライ!

田舎にいた頃は、夏は毎年、いわゆる「ワッパ」をつけて、磯浜で唇が紫になるまで泳いでいた。 30歳も過ぎたころ、仕事の先輩から「うちは毎年、家族で外房にシュノーケリングに行くの。」と聞いて、「ところでシ …

2016年秋 台湾・高雄 初の女ひとり海外旅行4 朝市散歩 ~ ランチで出会ったマダム「乗っていかない?」

台湾2日目の朝、最初のミッション「朝食を興隆居でとる」をコンプリート。 さて。次の目的地は「朝市」です。 今回のお宿、「あひる家」さんのダイニングにあったお手製の地図で紹介されていて、行きたい!と写メ …

2018冬 北陸・金沢 女ひとり旅3 ~香箱蟹への執念? 行列店「いたる」

夜の部に備えて、宿でひと眠りして、復活★ さっき、茶屋街へお散歩する途中で、ちょっと素敵なホテルのバーを発見していました。 ●EMBLEM SOCIAL BAR (EMBLEM STAY内) 金沢のク …