茶碗蒸しが食卓に登場すると、気になることが1つ。
底に入っているのは、栗なのか、銀杏なのか?
この問題は、インターネットや、『秘密のケンミンSHOW』でも話題になっているようですが、
言わずもがな、私は、断然、銀杏派です。
茶碗蒸しを発見した瞬間から、器の底をすくいあげるまで、本件が気になって仕方ありません。
当然、栗派の方もいらっしゃるようで。地域制があるのかは謎ですが、秋田では、どっちのバージョンも食した記憶があります。
栗が出たらハズレ。銀杏が出たらアタリです。
● おでんに銀杏
銀杏の思い出といえば、料理が大嫌いなのに、完璧主義者なせいで、きちんとやらずにはいられない母が作るおでんの中に、串に刺したものが入っていました。
お出汁が透き通った、きれいで上品な味のおでんでしたが、ワタクシ、子供の頃から、それほどおでんが好きではなく。
でも、銀杏は大好物。卵や、さつま揚げも好きだったけど、ダントツで銀杏が No.1でした。
● 大好物は「揚げ銀杏」 でも、おうちでは。
お酒をたしなむようになってからは、なんと言っても「揚げ銀杏」が一番好きです。居酒屋にあれば、こればっかり頼んで、ずっと日本酒を飲んでいられる気がする・・・。
しかし、家では殻をむくのが面倒。もっぱらコレです。
1つに、銀杏を10個ほど入れ、さらにもう1つの封筒に入れ込み、500ワットのレンジで1分ほど。
ちょっと破裂しちゃうのや、殻が割れていないものもありますが、問題ありません。
どうですか、この美しさ・・・私にとっては、翡翠よりも見とれる輝きです(笑)
これぞまさに、「翡翠より銀杏」。
(「花より団子」の同意。今つくりました。)
20個も入っていないのに198円ですが、今週は2日に1回は買って、毎日つまんでいます。
● 黒い塩?! これが旨いのです。
ちなみに、その黒い塩はなに?といいますと、こちらです。
秋田のお土産店にいくと、ほぼ置いてあります。2007年の「むらおこし特産品グランプリ」で経済産業大臣賞を受賞した塩です。
男鹿半島の塩を、孟宗竹に詰め、炭焼き窯でじっくり焼いて作っています。
なめてみると、普通の塩よりマイルド。粒がやらかで口どけが良い。お刺身など、付け塩に向いています。
また、色があるので、塩梅がわかりやすいというメリットもあります。
税込で540円、手のひらサイズで、お土産にもオススメです。
● 食べすぎ注意! 中毒症状で死に至るケースも
ところで銀杏、食べすぎると中毒症状が出る危険性があるようですね。
大人は40個以上が危ないそうなので「そこまで食べないでしょ」とは思いますが、
子供は7個以上でリスクがあるそうです。炊き込みご飯などなら、軽くいけちゃいそうです。(って私、子供の頃、おでんで絶対にそれ以上食べてた気が・・・笑)
個人差があるので、もう少し少なめで考えた方が良いですね。ある程度の年齢までは食べさせない方が安心かもしれません。
私も、1串に5個の揚げ銀杏を、8本食べたら危ないわけですね! 死に至るケースもあるそうなので、気を付けねば(汗)
これぞまさに、「美味しい銀杏には毒がある」。
お粗末でした・・・。