2016年秋の高雄では、高雄マダムに観光地までスクーターで送ってもらったり、宿で知り合ったリピーターさんと連日の女子会をしたり、一緒に旗津半島へお散歩に行ったりと、
まるで、初のひとり海外の私に、旅の神様が使いを送ってくださったの?!というような、素敵ナビゲーター付きの旅となり、楽しく過ごすことができました。
一方、台北では、ほぼ単独行動でした。そうなる前提で行ったので、今回も日本人が管理人のゲストハウスを選んで、「何か困ったことがあったら相談できるように」しました。
今回、ベースキャンプに選んだ「パピヨンステイ」で、管理人の YOKO さんに大変お世話になりました。オススメの朝ごはんや、市場の情報などなど、たくさん地元情報をいただきました。
同じ宿泊者でリピーターの「フランス在住の日本料理シェフさん」とも、共有スペースでおしゃべりしたり、ビールをもらったりと、楽しくやりとりさせていただきました。
そして、最終日は YOKO さんのはからいで、熱炒(ルーチャオ)へ! 「熱炒」とは、台湾の居酒屋のことです。
士林夜市近くのお店で、YOKO さんのお知り合いの台湾姉妹と、シェフさんと、5人で宴会となりました。
なんと、この重要な局面で「携帯を宿に忘れてくる」という、あり得ない大失態をやらかす私(涙)
そんなドジな私のために、YOKO さんが写真を撮ってくれ、しかも料理名付きで送ってくれる、という神対応・・・ありがとうございます~!!
大勢だと、色々なお料理を少しずつ楽しめるのが良いですね~。日本の居酒屋では、あまりお見かけ食材もあってワクワクします。羊が好きなので、炒飯がお気に入りでした。
ちなみに、お店はこちらです。
オープンエア、と言うとお洒落過ぎて違うのですが(笑)
道路にはみ出したようなテーブルと椅子で、夜市の行き帰りの人たちを眺めながら、スクーターや車の音と、中国語や日本語や韓国語が交じり合う中で、おしゃべりを楽しみました。
宴会の後は、YOKO さんとシェフさんと、台北で最大の「士林夜市」をひとまわり。ハイ、写真はありません(涙)
その後、台湾姉妹のお姉様の旦那様が自営されている「時計店」におじゃまして、お茶をいただきつつ、台湾の暮らしアレコレなど、おしゃべりしました。
やっぱり日本と違うなぁ、と印象に残ったのが、こちら。
●台湾の男性は、女性に尽くすのが当たり前。
そりゃ日本人男性だってそうだよ、と言いたくなるかもしれませんが、比較にならないかと。「彼氏に、おなかすいた~と電話して、彼氏が夜食を買ってくるのは当然」とか「出勤の送り迎えは普通」とか、いちいち驚愕して聞いてしまいました。
実際、マダムの旦那様も、家事も仕事も全部メインでやってくれるのだそう(!!)
いや~、世界は広い。
●台湾は、転職が当たり前。「嫌ならやめればいいじゃない」
私の場合は、日本人のくせに転職多すぎなので、むしろ台湾の転職事情に共感します(笑)
嫌ならやめればいい。
→条件の良いところに転職すれば良し。
と、非常にシンプルで、転職は当たり前。年功序列ではなく能力評価で、優秀な人ほどヘッドハンティングされるのだそうです。
日本で「これが正しい、当たり前」「世の中とは(人間とは)そういうもの」とされている基準は、日本だからの話であって、
国境を越えてしまえば、真逆だったり、想定外だったりするんだよなぁ、と改めて感じ入る機会でした。
ホームで安穏としてると楽だけど、「ず~っと」「そればっかり」だと、退屈で窮屈になってしまう。自分が、どんどん劣化していく感覚に陥ります。
たまにはアウェイなところに行って、自分の頭の固さや、考えの小ささを実感して、解放してバージョンアップしたい! それが、私の旅の目的なのかなぁ、というのが今回の気づきでした。
コツコツ、色々な国へ行けたらと思います(^^)