どこかの居酒屋で、自分の好きなお猪口を選んで飲む、というシステムがあって、楽しかった。
自分の家でも再現しようと、一時、酒器のコレクションをしていた時期がある。
旅の思い出に1つ選ぶ、というのも楽しい。
● お気に入り TOP3
前から欲しくて、最近、入手したのが、こちら。
うすはりです。飲み口が薄いと、それだけで、より美味しく感じます。買ったばかりなので、最近はこればっかりです(笑)
同じ、ガラス製では、こちらもお気に入りです。
海好きなので、青色のガラスには心ときめきます。特に左のように、気泡が入っているガラス製品は、まさに海のようで癒されます。沖縄で買ってきたんだったかなぁ。
右のごついのは、私のお手製です(汗)
吹きガラス体験は、なかなか難しかったです。重くて、不格好なのですが、やはり手作りだと愛着があります。
全く趣が変わりますが、一番のお気に入りがこちら。
我が家では一番の年期モノで、私が20歳の学生の時に、修学旅行先の岡山で買った備前焼です。
30歳も半ばを過ぎてから、この酒器の良さを感じるようになりました。無骨さと、人の肌のような艶がいいのです。
他のどれより、特別に愛用しています。
● 旅のおみやげ編
このへんが、故郷の秋田など、旅先で買ったものシリーズ。
木製のものは、秋田杉の酒盃です。
手前の青みがかっているのが、楢岡焼だったかな・・・正直、どれが何なのか、わからなくなってしまいました(^^; 調べなきゃ。
● 酒蔵見学のおみやげ編
初の酒蔵見学で入手したのが、こちら。
娘が小さい頃、「都内にも酒蔵見学できるところがある」ということで、澤乃井の小澤酒造さんを目指し一泊旅行に出かけました。
その時に、記念品でいただいたのか、購入したのか、記憶がおぼろげですが、家に1つだけこれがあります。
酒蔵見学といえば、夫の実家が東広島のため、西条で年1回開催される「酒まつり」にも何度か行っています。
●酒まつり(広島)
全国約1000銘柄の地酒の試飲ができる「酒ひろば」の入場料をはらうと、1人に1つ、こちらが渡されます。
だいぶ小さいけれど、これを使う分には、時間無制限で飲み放題なのです。
色が違うのは、前の年のものを使いまわしできないようにしているのかな、と。
1度、開始30分で、見知らぬおじ様が、担架で運ばれるのを見たことがあります(^^;
街中が酒くさく、しばしば道端に沈没者も見られ、なかなか豪快なまつりです。
とは言え、灘や伏見と並ぶ酒都だけあって、街には情緒ある酒蔵がたくさんあります。酒ひろばで飲むだけでなく、あちこちの酒蔵を見学しながら、美味しいものをいただきつつ、ほろ酔いで散策するのは、なかなか楽しいものです。
書いていたら、旅先での酒器コレクションを再開したくなりました。
もはや人生のパートナーとも言える備前焼。たったお猪口1つで、食卓の質が変わります。
器も、お酒も食材も、作り手の思いがあってこそ、いただける。それらへの感謝を忘れず、感じながら味わいたいものです。